Windows XPに通常ユーザーに変更されても管理者権限が残る脆弱性 | ScanNetSecurity
2024.04.19(金)

Windows XPに通常ユーザーに変更されても管理者権限が残る脆弱性

 Windows XP SP1において、アドミニストレータから通常ユーザーに変更されても管理者権限が残り、他のユーザーのタスクを管理できる脆弱性が発見された。Windows XPには、「Fast User Switching」(FUS)と呼ばれる新しいオプションが用意されており、このオプションで

製品・サービス・業界動向 業界動向
 Windows XP SP1において、アドミニストレータから通常ユーザーに変更されても管理者権限が残り、他のユーザーのタスクを管理できる脆弱性が発見された。Windows XPには、「Fast User Switching」(FUS)と呼ばれる新しいオプションが用意されており、このオプションで複数のユーザーは同時に、同じPCにローカルからログインできる。また、1人のユーザーだけは一度にターミナルのGUIに取り組むことができる。しかし、アドミニストレータから通常ユーザーに格下げされたユーザーにも管理者権限が残ってしまい、タスクマネージャから他のユーザーのプロセスをリストできる。この問題を回避するには、FUS機能を使用しないか、格下げしたユーザー名でログインし、他のユーザーのプロセスを参照できるオプションをオフにする。

□ 関連情報:
http://www.securiteam.com/windowsntfocus/6U0060A6AM.html
《ScanNetSecurity》

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×