Windows XP SP1において、アドミニストレータから通常ユーザーに変更されても管理者権限が残り、他のユーザーのタスクを管理できる脆弱性が発見された。Windows XPには、「Fast User Switching」(FUS)と呼ばれる新しいオプションが用意されており、このオプションで
製品・サービス・業界動向
19views
Windows XP SP1において、アドミニストレータから通常ユーザーに変更されても管理者権限が残り、他のユーザーのタスクを管理できる脆弱性が発見された。Windows XPには、「Fast User Switching」(FUS)と呼ばれる新しいオプションが用意されており、このオプションで複数のユーザーは同時に、同じPCにローカルからログインできる。また、1人のユーザーだけは一度にターミナルのGUIに取り組むことができる。しかし、アドミニストレータから通常ユーザーに格下げされたユーザーにも管理者権限が残ってしまい、タスクマネージャから他のユーザーのプロセスをリストできる。この問題を回避するには、FUS機能を使用しないか、格下げしたユーザー名でログインし、他のユーザーのプロセスを参照できるオプションをオフにする。