日本エフ・セキュア株式会社は11月28日、CERTのVU#740619に関わる「F-Secure SSHサーバ Unix版」の脆弱性と対策に関して発表した。今回、問題となった脆弱性は、SSHサーバにて、悪意を持ったログインユーザが他人の偽装ログイン名にて不正操作が可能であるというもの。これにより、偽装的なsyslog出力やアプリケーションへの不正行為の危険性があるという。対象製品は、F-Secure SSHサーバ Unix版 バージョン 2.0.13〜3.1.0 build 11すべてのPOSIX OS(AIX、Linux、HP-UX、Solaris)および、すべてのBSD系OS。日本エフ・セキュアでは、すでに対策版「F-Secure SSHサーバ Unix版 バージョン3.1.0 build 12」を提供しており、同社サイトよりダウンロード可能としている。対策版ダウンロードページhttp://www.f-secure.co.jp/download/ssh/index_sshsrv.html日本エフ・セキュアホームページhttp://www.f-secure.co.jp/