警察庁は、同庁ホームページ上に「我が国におけるインターネット治安情勢の分析について」というレポートを掲載した。このレポートは、政府機関など重要インフラへのサイバーテロを24時間体制で監視するサイバーフォースセンターが、全国の警察施設に対する監視結果をグラフにして簡潔にまとめたもので、攻撃の発信元の国、攻撃方法、アクセス件数などが掲載されている。発信元ではイタリア、米国、中国、韓国の順で多く、国ごとに攻撃方法に変化がある。また攻撃は、Ping攻撃やポートスキャンが大半を占めるものの、約1割ほどは侵入やサービス妨害を狙った悪質なものであることがわかる。http://www.npa.go.jp/police_j.htm