株式会社シマンテックは11月5日、国内および全世界における2002年度10月度の月間ウイルス被害ランキングを発表した。同レポートによる国内の1位は前月同様「W32.Klez」で967件、全世界では2位に後退し31140件の被害が報告されている。2位には「W32.Bugbear@mm」、3位には「W32.Opaserv.Worm」が挙がっており、バグベアーは全世界で被害件数47008件で1位となった。10月は、ネットワーク共有で広がる感染手段を持つ、バグベアーとオパサーブの両ワームによる被害が目立った。シマンテックでは、こうした攻撃が氾濫する中、安全にインターネットを利用するためには、ウイルス対策ソフトだけでなくクライアント・ファイアウォールなども必要としている。http://www.symantec.co.jp/region/jp/news/year02/021105b.html