トレンドマイクロ株式会社は11月1日、国内における2002年10月度のウイルス感染被害マンスリーレポートを発表した。同レポートによる10月の1位は前月同様「WORM_KLEZ」で、被害件数は1690件と前月の1750件をわずかに下回った。続く2位の「WORM_BUGBEAR.A」は1067件、3位の「WORM_OPASOFT/OPASERV」は710件の被害が報告されている。両ワームは、今月初登場したウイルスで、10月はじめより猛威を振るい、今までに流行りやすかったウイルスの特徴を備えているという。特にバグベアーはクレズと感染方法が似ており、長期にわたって流行する可能性があるとしている。http://www.trendmicro.co.jp/virusinfo/report/mvr021101.asp