株式会社オープンループは10月23日、電子自治体向けICカード技術の供給を本格化したことを発表した。同社は、経済産業省所管の「ICカードの普及等によるIT装備都市研究事業」2001年度・2002年度において、11地域(21地域中)の実証実験でICカード技術の開発に参加した実績を持つ。高知県の実証実験では、2002年度より利用されるマルチアプリケーションICカードのミドルウェア開発を、シーディーシー ソリューションズ株式会社と共同で取り組むとのこと。今後オープンループは、ICカードのOS・ミドルウェア・アプリケーションを網羅する総合的な技術により、電子マネー用ウォレット、病院診療カード、商店街ポイントカード、図書館利用カードなどを実現するICカードソフトウェアを開発し、多くの自治体での採用を目指すとしている。http://www.openloop.co.jp/press/release/021023.html