9月末に新種ウイルス「Opaserv」が発見された。別名「Opasoft」。 「Opaserv」は、ネットワーク共有を経由して感染するワーム型ウイルス。このワームは、自身をリモートマシン上にScrsvr.exeファイルとしてコピー、またはWindows ディレクトリにコピーする。その後、Win.ini 起動キーを作成し、システムの起動時にワームが実行されるよう設定する。 また、侵入したネットワーク内のコンピュータ名とドメイン名を http://www.opasoft.com に送信する機能を持つ。現在、該当サイトは閉鎖されているが、再開する可能性もあるため注意が必要としている。このワームは、メールでの感染活動は行わない。 関係各所の対応状況は下記の通り。▼日本ネットワークアソシエイツ 4226以降のDATファイルにて対応ウイルス詳細:http://www.nai.com/japan/virusinfo/virO.asp?v=W32/Opaserv.wormDATファイルダウンロードサイト:http://www.nai.com/japan/download/dat.asp▼トレンドマイクロ パターンファイル355以降にて対応ウイルス詳細:http://www.trendmicro.co.jp/vinfo/virusencyclo/default5.asp?VName=WORM_OPASOFT.Aパターンファイルダウンロードサイト:http://www.trendmicro.co.jp/support/download.asp▼シマンテック 9月30日付けの定義ファイルにて対応ウイルス詳細:http://www.symantec.co.jp/region/jp/sarcj/data/w/w32.opaserv.worm.html定義ファイルダウンロードサイト:http://www.symantec.co.jp/region/jp/sarcj/download.html▼日本エフ・セキュア 10月1日以降の定義ファイルにて対応ウイルス詳細:http://www.f-secure.co.jp/v-descs/v-descs3/opaserv.htmパターンファイルダウンロードサイト:http://www.F-Secure.com/download-purchase/updates.shtml▼ソフォス 10月1日以降の定義ファイルにて対応ウイルス詳細:http://www.sophos.co.jp/virusinfo/analyses/w32opaserva.htmlIDEファイルダウンロードサイト:http://www.sophos.co.jp/downloads/ide/