トレンドマイクロ株式会社は10月3日、日本国内における2002年9月度のウイルス感染被害マンスリーレポートを発表した。レポートによる今月の1位は「WORM_KLEZ」で被害件数は1,750件と前月の1,561件を上回る結果となった。続く2位には「JS_EXEPTION.GEN」、3位には「TROJ_JAPSX.A」が挙がっている。今月は、トロイの木馬型不正プログラム「TROJ_JAPSX.A」の感染報告が多く寄せられた。このウイルスは9月4日に発見されたもので、添付ファイル名に思わず実行したくなるような名前を付られている。トレンドマイクロでは、このような人の心理をついたウイルスに対し警戒が必要としている。http://www.trendmicro.co.jp/virusinfo/report/mvr021003.asp