情報処理振興事業協会セキュリティセンターは9月5日、2002年8月度のコンピュータ不正アクセスの届出状況を発表した。同レポートによると、8月の届出数は34件と、今年に入って最も少ない数となった。また、アクセス形跡に関する届出も14件と今年最小。ポートスキャンなどのアクセスは依然多いと推測しているが、個人ユーザからの届出が減少しているとのこと。これは、今までファイアウォールのログや警告だけで届出をしていた個人ユーザにおいて、このようなアクセスに遭遇する可能性があるという認識が定着したためと推測している。http://www.ipa.go.jp/security/crack_report/20020905/0208.html