昨日、お伝えした東京電力の系列インターネットプロバイダ「東京電話インターネット」のWebサイトが改竄されていた事件だが、このWebサイトは同プロバイダに契約するADSLユーザーの個人サーバーで有ることが判明した。 このユーザーは、ADSLによる接続により、IPアドレスを占有していた状態に有り、IISを利用したサーバーを立ち上げていた。大様にして個人サーバーというのはハッカーによる被害を受けやすく、既知のセキュリティホールがパッチされていない場合、格好の標的となってしまう。 東京電話インターネットでは、このユーザーに対して個人サーバー利用の際のセキュリティ設定などを個別に案内する予定となっている。 なお、同様のケースが多数発生していることから、他の個人サーバーユーザーも、より一層の注意が必要となるだろう。東京電話インターネットhttp://www.dup.ttcn.ne.jp/お詫び:昨日の記事中で、改竄されたWebサイトが東京電話インターネットの物で有るようにお伝えしましたが、正しくは個人サーバーによる被害でした。改めて関係者の皆様と読者の方々に、お詫び申し上げます。