株式会社シマンテックは、日本国内および全世界における、2002年7月の月間ウイルス被害ランキングを発表した。同レポートによる第1位は、国内外ともに先月と変わらず「W32.Klez」で、国内では1,469件、全世界では43,257件の被害が報告されている。また、7月中旬に出現した「W32.Frethem.L@mm」が国内で2位、全世界では4位に挙がっており、急速に被害を拡大した。シマンテックでは、フレゼムのようなセキュリティホールを悪用するウイルスに対し、メールソフトやWebブラウザのセキュリティホールをなくし、知らない人から届けられたメールに添付されたファイルを不用意に開けない、といった注意が必要としている。http://www.symantec.co.jp/region/jp/news/year02/020805.html