日本ネットワークアソシエイツ株式会社は、7月15日に発生したウイルス「W32/Frethem.l@MM(フレゼム)」に関するレポートを発表した。このレポートはVirusScan ASaPデータセンターの報告をもとに作成されたもの。同レポートの統計によると、15日15時を境に検知数673と、その1時間前の10倍以上に急増しており、Frethemウイルスが急速に広がったことが分かる。しかし、同日18時には検知数232、さらに20時には41と減少しており、同ウイルスの駆除が進められたことが伺える。ベンダ各社からの同ウイルス対応定義ファイルの提供は同日19時頃から行われたが、日本ネットワークアソシエイツでは、Frethemウイルス発生の数ヶ月前より同ウイルスの検出を可能としていた。http://www.nai.com/japan/prelease/pr_02A.asp?pr=02/07/16