株式会社シマンテックは、2002年6月度の月間ウイルス被害ランキングを発表した。レポートによると、国内および全世界では「W32.Klez」が第1位で、前月から引き続き被害を及ぼしている。続いて国内では「W32.Badtrans.B@mm」が2位、「W95.Hybris」が3位となっている。また、今月は、ワールドカップ開催に便乗した「BAT.Beckow.Worm(ベッカウ・ワーム)」「BAT.Wcup@mm」といった名前のウイルスが複数発見されている。いずれも従来のワームと同様、電子メールやインターネット・チャットを介して感染を広げるものだった。シマンテックでは、2002年6月中に363種の新種ウイルスを発見・対応し、通算61,533種のウイルス定義ファイルを提供している。http://www.symantec.co.jp/region/jp/news/year02/020704.html