株式会社シマンテックは6月5日、2002年5月度の月間ウイルス被害ランキングを発表した。同レポートによる、今月のウイルス被害第1位は国内外ともに W32.Klez 。被害報告数は2,252件に上った。続く第2位はトロイの木馬型 JS.Exception.Exploit 、第3位はワーム型 W95.Hybris 。一昨年、国内で被害を拡大した W32.Badtrans.B@mm は85件で第4位に後退した。前月に引き続き、今月も W32.Klez による被害が拡大している。その他、1999年11月に発見された W32.FunLove.4099 が国内第8位に順位を上げており、 W32.Klez が目立つなか、このようなウイルスも軽視できないとしている。また、シマンテックでは、2002年5月中に216種の新種ウイルスを発見・対応し、通算61,170種のウイルス定義ファイルを提供している。http://www.symantec.co.jp/region/jp/news/year02/020605.html