ソフォス株式会社は5月31日、2002年5月度におけるコンピュータ・ウイルスの報告数をまとめたトップ10ウイルスを発表した。同レポートによる、今月の第1位は「W32/Klez-H」で、報告数全体の半分以上 52.9%を占めている。続く第2位は「W32/Elkern-C」で23.7%、第3位は「W32.Badtrans-B」で3.5%となった。Klezワームの亜種は、この3ヶ月連続でトップを占めており、特に W32/Klez-H は複製するたびに新しく件名や本文、添付ファイル名を任意に作成するため、普通のウイルスと比べて見極めが難しいとのこと。ソフォスでは、2002年5月中に514種の新種ウイルスを検出・駆除対応し、現在までに74,067種のウイルスに対応をすませている。http://www.sophos.co.jp/pressoffice/pressrel/20020531topten.html