情報処理振興事業協会(IPA)は5月10日、4月のコンピュータ不正アクセスの届出状況を発表した。届出件数は今年最も少ない62件。一方、相談としてはネットサーフィンによりブラウザの設定やダイヤルアップの設定を改ざんされる被害に関するものが増加している。中にはパソコンの初期化以外に復旧する方法が無い場合や高額な通話料(7万円)を請求された、という報告もあったという。IPAではOS、ブラウザ毎のセキュリティ対策を紹介して注意を呼びかけている。http://www.ipa.go.jp/security/crack_report/20020510/0204.html