Macromedia社のFlashに、メールもしくはweb経由でコードを実行できるセキュリティホールが発見された。この問題は、ActiveXプラグインであるFlash.ocxの6.0r23以前にバッファオーバーフローの脆弱性によるもの。この問題を利用することで、コードを含んだHTMLをInternet Explorerで表示させると、FlashのActiveXプラグインを経由することで、コードを実行させることができる。 現在、この問題を修正したバージョン6.0r29がリリースされているが、以前発見されたウイルスと違い、Internet Explorerを利用しているため、被害が拡大する恐れもある。 応急的な対策としてはInternet Explorerのセキュリティ設定を変更し、ActiveXの使用を無効にすることで回避することが可能だ。Securiteam.comMacromedia Flash ActiveX Buffer Overflowhttp://www.securiteam.com/securitynews/5GP040U75K.htmlSecurityFocusMacromedia Flash Activex Buffer overflowhttp://online.securityfocus.com/archive/1/270736/2002-05-03/2002-05-09/0