大日本印刷株式会社は4月23日、株式会社日立製作所と共同で、大容量のEEPROMを搭載した「32K・MULTOSカード」と、大容量EEPROMを搭載するとともに接触・非接触両用とした「2Way・MULTOSカード」の2種類の新型MULTOSカードを開発したと発表した。今回開発した2種類の新型MULTOSカードは、いずれも32KB以上のEEPROMを搭載し、CPUが8bitから16bitに変更になっており、より多くのアプリケーションを高速に処理することが可能となった。非接触インターフェースは、全国の市町村が発行を計画している住民基本台帳用ICカードと同じ、ISO14443のType-B規格に準拠し、接触型とType-B規格準拠の非接触型の2つのインターフェースを備えた、初めてのMULTOSカードとなる。http://www.dnp.co.jp/jis/news/2002/20020423.html