日本ネットワークアソシエイツ株式会社は4月19日、同社のAVERTが現在感染を拡大しているKLEZの新亜種に1月時点の定義ファイルで対応していたことを発表した。 現在、KLEZの新たな亜種「Klez.h@MM」が感染を急速に拡大しいる。この亜種に対して、各社が新たな定義ファイルで対応する中、日本ネットワークアソシエイツのウイルス対策研究チームAVERTは1月23日にリリースした定義ファイルで既に対応済であった。AVERTでは、今年の1月に発見された「Klez.E@MM」の定義ファイルにその亜種全てを検出するように対策を施していた。AVERTでは今回のような亜種を包括した開発を行っているとのこと。なお、ネットワークアソシエイツ製品では今回の亜種を「Klez.gen@MM」として検出する。Klez.h@MMの概要種別 ウイルス危険度 中主な発病 大量メール送信対応定義ファイル 4182(現在4197)対応エンジン 4.0.70以降(現在4.1.60) エンジンバージョンの見分け方別名 W32/Klez.G@mm, W32/Klez.gen@MM, W32/Klez.I, W32/Klez.K-mm, WORM_KLEZ.G発見日(米国日付)02/04/17http://www.nai.com/japan/prelease/pr_02A.asp?pr=02/04/19