米Enterasys Networks社は、世界最大の素粒子物理学センターであるCERNが進めている「LHC Computing Grid(LCG)」のイベントにおいて、同社のヨーロッパ ミドル・イースト&アフリカ社長ジェラード・ビビア氏が基調講演を実施したと発表した。同氏は、スポンサー評議会ミーティングにも出席し、同社が提供している10GBitイーサネット技術がインフラ基盤の構築にどのように役割を果たすのかについて説明した。LCGは、CERNが建設を進めている大規模ハドロン素粒子加速器(LHC)のデータ処理を目的として計画された世界最大の学術コンピューティング・ネットワーク・プロジェクト。将来的に年間11ペタバイトにのぼるデータ処理が期待され、現在最高速のプロセッサ20万基に相当する総処理能力を獲得する予定となっているhttp://www.enterasys.co.jp/newsrls/020319_01.html