株式会社オープンループは、同社が参加するコンソーシアムの研究開発事業が、経済産業省の平成13年度補正予算に係る即効型地域新生コンソーシアム研究開発事業(委託費)に選定されたと発表した。選定されたのは「広域分散型暗号化ストレージサーバの研究開発」で、重要な情報を4ヶ所以上の地理的に離れた場所に分散設置されたサーバに保管し、暗号技術によって統合的に管理することによって、火災・天災等によるデータの喪失や、不正な攻撃を防ぐことを目的としたもの。複数台のサーバを分散配置し情報を区切ってそれぞれのサーバに暗号化して記憶させ、必要な時に複数のサーバから取り出して復元するため、サーバを1台だけ入手してもデータから情報を取り出すことは困難となっている。なお、コンソーシアムは、同社の他、北海道大学など1財団法人1大学2会社によって構成されている。http://www.openloop.co.jp/press/release/020318s.html