大日本印刷株式会社は、プログラムサイズを抑えたMULTOSカード用、JavaCard用PKIアプレットと、これらと組み合わせて使用する専用PKIドライバ2種(CSPドライバ、PKCS#11ドライバ)を開発したと発表した。新開発したアプレットは、MULTOSカード用が約0.8KB、Java Card用が約2KBと従来に比べ非常にコンパクトなのが特徴で、これにより、SIベンダーが求めている安価なPKI専用カードの実現も可能となる。また従来は、カードの種類毎に各PKIドライバを準備する必要があったが、今回開発した両PKIアプレットはコマンドインターフェースが統一されており、専用ドライバで双方のPKIアプレットにアクセス可能となっている。価格は、PKIアプレットが10万枚発行時で1枚当たり約350円、ドライバは10,000ライセンスパッケージで、約9,000,000円(約900円/1ユーザ)とする予定。販売は平成14年7月の予定。http://www.dnp.co.jp/jis/news/2002/20020305_1.html