凸版印刷株式会社は3月5日、カードの顔写真部分に電子透かしを埋め込んだ「電子透かしカード」を開発したと発表した。カードプリンタで顔写真等の画像をプリントする際に秘密の情報を透かしとして埋め込む。利用時に画像情報をスキャナで読み取り、埋め込まれた秘密の情報を検出するとともに、券面文字情報や磁気ストライプ情報、またはICカード中に保管されている情報と照合する。さらにその場で撮影した利用者の顔画像データを顔認証技術を利用して比較することにより、カード所持者認証の大幅な自動化が可能となる。1年以内に、カードプリンタシステムを利用した「電子透かしカード」発行システムの商品化を目指す。http://www.toppan.co.jp/aboutus/release/article560.html