情報処理振興事業協会(IPA)は、2002年2月のコンピュータ不正アクセス届出状況を発表した。この報告書によると、2月の届出件数は69件で、侵入による被害が15件、アクセス形跡が40件で、1月とほぼ同数が報告されている。個人ユーザからは49件届出があり、そのうち7割が常時接続環境であったとのこと。また、SNMPの脆弱性が複数報告されており、この脆弱性は権限を越えた不正アクセスやDoS攻撃などを可能にするため、システム管理者やネットワーク管理者は早急に対策を講じる必要があるとしている。http://www.ipa.go.jp/security/crack_report/20020307/0202.html