エヌトゥルークリプトシステムズ株式会社は、米本社のNTRU Cryptosystems社と米テキサス・インスツルメンツ(TI)社が共同開発していたモバイル・セキュリティ・システムの実用化に成功したと発表した。開発したシステムは、2.5G/3Gの携帯電話やワイヤレスPDA向けのTI社のDSPをベースとした「OMAP」プロセッサに、NTRU社の暗号技術を組み込んだソリューション。公開鍵暗号技術を組み込んだことによって、プロセッサのパフォーマンスの低下や遅延を招くことなく、リアルタイムの安全なアプリケーションの送受信が実現した。なお両社は、2月18日〜22日まで米サンノゼで開催される「2002 RSA カンファレンス」にて共同デモンストレーションを行う予定。http://www.ntru.co.jp/pressroom/pressreleases/02feb12.html