「fusianasanトラップ」問題に関する弊誌記事にいくつかの誤りがあった。お詫びするとともに修正したい。2ch でIE のセキュリティホールをつく「fusianasanトラップ」が蔓延(2001.12.20)https://www.netsecurity.ne.jp/article/1/3582.html 記事では、トラップは「MIMEヘッダー処理の脆弱性を悪用」と説明し、累積修正パッチで防ぐことが可能と記述されているが、利用されている脆弱性および防御方法が誤りであった。累積パッチをあててもトラップを防御することはできない。このトラップが利用したのは、MS01-055 脆弱性と既知の脆弱性情報で確認できない強制的にスクリプトを実行させられる脆弱性のふたつである。 すでに、対処がいくつか提案されている。 詳細は、下記 URL にて確認できる。 この問題に関しては、トラップが利用している脆弱性と対処方法についての情報を十分に得ておりません。現時点で入手した範囲でのものをお届けしております。 なお、この誤りについては、セキュリティホールmemoメーリングリストにおいて TAKAGI Hiromitsu 氏にご指摘いただきました。セキュリティホールmemoおよび TAKAGI Hiromitsu 氏に誌面を借りてお礼を申し上げます。セキュリティホールmemoに投稿された弊誌の誤り[memo:2400] Re: fusianasanトラップになんらかの対処をhttp://memo.st.ryukoku.ac.jp/archive/200112.month/2400.html2ch 「fusianasanトラップ」続報 MS01-058 では防げない(2001.12.21)https://www.netsecurity.ne.jp/article/1/3616.html「fusianasanトラップ」対処方法 セキュリティホールmemohttp://memo.st.ryukoku.ac.jp/archive/200112.month/2427.html