日本ヒューレット・パッカード株式会社は、Pentium 4を搭載した世界最小の企業向けPC「hp e-pc(イーピーシー)42」3機種を発表した。同製品は、これまで内部温度の問題により省スペース化は困難といわれていたPentium 4プロセッサを、同社独自の設計技術とクーリングシステムにより、幅95mm×高さ250mm×奥行き280mm、重さ4.8kgの世界最小のウルトラコンパクトボディに搭載したもの。企業ユーザが求める必要最低限の機能のみを取り入れるとともに、ポートコントロールシステムと鍵でロックをかけることで、背面部のUSBやシリアルポートなどへのアクセスを不可能にできるセキュリティ機能なども備えている。価格は、Pentium 4 1.6GHz(Intel845チップセット)、128MB、40GB、24倍速CD-ROM、ATI Rage 128 pro 4XL オンボードグラフィックス搭載のWindows XP Homeモデルで118,000円。12月15日より受注、出荷開始。http://www.jpn.hp.com/companyinfo/pressrelease/fy2002/bco014epc42.htm