マイクロソフト株式会社は、Exchange 5.5 ServerのOutlook Web Access(OWA)の脆弱性を修正する日本語プログラムをリリースした。この問題は、OWA がInternet Explorerと連携してメッセージのインラインスクリプトを処理する方法に問題があるため、特別な形式のスクリプトを含むHTMLメッセージがOWAで開かれた場合、メッセージが開かれる際にそのスクリプトが実行されるというもの。これにより、ユーザのExchangeメールボックスに対し、メッセージの送信、移動、削除といったユーザ自身が実行できるすべての操作を実行することが可能となってしまう。なお、この修正プログラムをインストールするには、OWAサーバにIE 5.0またはそれ以降のバージョンがインストールされている必要がある。http://www.microsoft.com/japan/technet/security/current.asp?url=/japan/technet/security/frame_prekb.asp?sec_cd=MS01-057