情報処理振興事業協会セキュリティセンター(IPA/ISEC)が発表した、2001年11月のコンピュータ不正アクセスの届出状況によると、届出件数が2ヶ月ぶりに50件に達したとされている。特に「侵入・不正アクセス形跡」に関する届出件数37件のうち、個人ユーザからの届出が24件(約65%)となった。その背景として個人(家庭)での常時接続環境の普及がその要因の1つと考えられている。同センターでは、個人(家庭)ユーザについても、ワームやクラッキングツールによる攻撃から防御するために、パーソナル・ファイアウォール等の導入を推奨している。http://www.ipa.go.jp/security/crack_report/20011206/0111.html