アップルのアジア支社が使用しているメールサーバーでも、メールの不正中継が可能になるという問題が発見された。不正中継可能なメールサーバー情報を提供しているORBZ(Open Relay Blackhole Zones)には、11月20日の時点でこのサーバーが登録されているが、アップル側ではこの問題に関する対処を何ら施していない。問題のあるメールサーバーは「asia.apple.com」の物で、メールのリレーが可能になっているのが確認されている。 12月6日11時現在でも、この問題に関してアップルWebサイトには、何ら情報が掲載されていない。ORBZのWebサイトhttp://www.orbz.org/ □ 関連情報法務省アドレスの不審メール 不正中継DBに登録されていた法務省サーバ (2001.11.7) https://www.netsecurity.ne.jp/article/1/3209.html web では告知なし法務省 不審メールは内部の事故の可能性大 (2001.11.8) https://www.netsecurity.ne.jp/article/1/3216.html 不正中継を続ける法務省のメールサーバ スパムメールの温床になる危険性(2001.11.14)https://www.netsecurity.ne.jp/article/1/3276.htmlやはり悪用されていた法務省メールサーバー(2001.11.16)https://www.netsecurity.ne.jp/article/1/3326.html(詳しくはScan Daily EXpress本誌をご覧下さい) http://vagabond.co.jp/vv/m-sdex.htm