株式会社シマンテックは9月18日、同社の個人向けのセキュリティ、ユーティリティ製品のラインナップを一新し、発表した。 今回発表されたのは「Norton Internet Security 2002」「Norton AntiVirus 2002」「Norton Personal Firewall 2002」「Norton SystemWorks 2002」「Norton Utilities 2002」の5製品。今回のバージョンアップではそれぞれの製品が、マイクロソフト社から11月に発売されるWindows XPしている。 個別に製品をみていくと「Norton Internet Security 2002」ではWindows XPがマルチアカウントに対応していることをうけ、ユーザごとにアクセス不可能なサイトを設定できる「保護者機能」を設けている。これは家庭で複数のユーザが使用する際に、子供に見せたくないサイトへのアクセスを遮断すると言ったことを想定しての機能である。「Norton AntiVirus 2002」では新たにスクリプト遮断機能が追加され、FUCK japaneseのようなウイルスの遮断も可能となり、またバックグラウンドにおいてウイルス駆除作業を行い、ユーザは駆除作業が終わった旨のダイアログを確認するのみとなっており、駆除に要する手間を一切省いている。その他「Norton Personal Firewall 2002」では個人情報保護機能、「Norton SystemWorks 2002」ではシステムのリカバリを容易にするロキシオ社の「GoBack 3」の追加、「Norton Utilities 2002」ではハードディスク内にある任意のデータを完全に削除する「WipeInfo」が強化されている。 なお、これらの製品は本年10月5日より一斉発売される。また、この発売とあわせてウイルスやハッカー、パソコンのトラブルの両方をくい止めることを目的とした「W STOP!キャンペーン」を実施する。このキャンペーンではTokyo Disney SeaやUNIVERSAL STUDIO JAPANのパスポートや宿泊券が抽選で60組120名に当たる。http://www.symantec.co.jp/region/jp/news/year01/010918.html