iDEFENSE社は、9月11日に発生した米国に対するテロ事件の後、幾つかの情報ソースのモニタリングを続けている。今後は、米国東部時間の午後、その日に作成したあるいは作成しつつあるテロ関連のセキュリティ情報について、毎日クライアントにメール配信する予定である。 9月11日に発生した物理的テロに対する、最初のサイバーテロが確認された。親米のハッカーグループは、中近東のトップレベル・ドメインに対する攻撃を準備しているようである。 また、iDEFENSEのアナリストは、下記レポートを準備中である:・アフガン犬飼育の専門ウェブサイトが、親米ハッカーによって改ざんされた。改ざん内容は、9月11日のテロ攻撃に対する報復行為を示すものであった。・偽りの救援団体を装って募金を募るという詐欺行為が、テロ攻撃につけこんで広がっている・"Stages.A" ワームを僅かに変形させ、人を騙すことによって、それに含まれる malicious codeを開かせるという手段が広がる可能性がある。このワームは、wtc.txt.vbsという名称でもよばれている可能性があるが、現在 幾つかの IRCチャンネル経由で広がっている。詳しくはScan本誌をご覧下さい。http://www.vagabond.co.jp/vv/m-sc.htm