7月11日、メールマガジン発行スタンドを運営するサイバーエージェント社が同スタンドでメールマガジンを発行している発行者2,664名のメールアドレスが掲載されたメールを送信していた。 このメールは、サイバークリック事務局から発信されたもので「お支払い期日に関するお知らせ」と題するメールであった。 この事件以後、流出したアドレス保有者にスパムメールが届くなど、2次被害、3次被害が広がっている。 この事件に関しての情報は、同社web上に大きく3個所に別れて掲示されているが、その内容はそれぞれ微妙に異なっている。 トップページからのリンクが貼られている「サイバークリックのメール誤送信事故について」では、件名がアドレス追加依頼となっているが、現在リンクの切れている「メール誤送信について」では「お支払い期日に関するお知らせ」となっている。 同社では、対策本部を設けて、スパムメールなどへの対処の代行を行っていた。「メール誤送信事故対策本部からのご報告」で同社のスパムメールへの対応状況などを確認することができる。 現在、第7報までの対応状況を同社webで確認することができる。 事件そのものは非難されるべきであるが、問合/対応状況の開示と迅速な掲示には評価すべき点がある。メール誤送信事故対策本部からのご報告http://web.ad.cyberclick.net/topic/report_index.htmlサイバークリックのメール誤送信事故についてhttp://web.ad.cyberclick.net/topic/mail.pdfメール誤送信についてhttp://web.ad.cyberclick.net/topic/