7月9日、トリンプ・インターナショナルジャパン株式会社が保有するメーリングリスト約7,000人に対して、ウィルスつきメールが送信された。 このメーリングリストは、同社が採用活動のために6月に設置したものである。メーリングリストのアドレスRECRUIT_user@triumphjapan.comあてに登録者からウィルスが送信され、それがそのまま全ての登録者に配信されてしまった。 この事件は、基本的な管理を怠ったことが原因である。今回の事件の内容は、5月24日に発生した花王株式会社のウィルス配信事件( https://www.netsecurity.ne.jp/article/1/2179.html )とほぼ同じ原因といえる。 同種の事件が何度もおきているにも関わらず、その教訓が全く生かされていない企業のシステム管理の甘さが如実に現れた事件といえる。 トリンプ・インターナショナルジャパン株式会社 http://www.triumphjapan.com/emergency.html http://www.triumphjapan.com/emergency/report010709_1.htm http://www.triumphjapan.com/emergency/report010710_1.htm http://www.triumphjapan.com/emergency/explanation_of_trouble_0611.htm 過去におきたウィルス配信事件 https://www.netsecurity.ne.jp/article/1/2179.html https://www.netsecurity.ne.jp/article/1/2219.html https://www.netsecurity.ne.jp/article/1/2218.html https://www.netsecurity.ne.jp/article/1/2060.html https://www.netsecurity.ne.jp/article/1/1985.html