情報処理振興事業協会(IPA)は、「sadmind/IIS」と呼ばれるワームウイルスの感染によるWeb改ざんが多発しているため、改めて対応策についての情報を同サイトに掲載した。同ワームは、元々サンのSolarisサーバのセキュリティホールを狙ったものだったが、最近はマイクロソフト社のWebサーバIIS(Internet Information Server)4.0または5.0を標的としてホームページを自動的に改ざんしてしまうものが蔓延している。同協会では、該当するサーバの管理者は、サンマイクロシステムズ社、マイクロソフト社が配布している修正プログラムを早急に適用することを呼びかけるとともに、サイトにセキュリティ対策やウイルス内容などの情報を掲載している。