米Silicon Defense は、同社のオープンソース侵入検知システム「snort」の有償サポートサービスを開始すると3月23日発表した。 世界でもっとも著名なオープンソース侵入検知システムのひとつである「snort」は、誰でも無償で入手、利用することができる。 侵入検知システムは、保有するシステムを安全に運用するために必要であるが、商用の侵入検知システムは、数百万円する高額なものなものがほとんどあった。また、そのシステムを自分なりにカスタマイズすることも手軽にできるわけではない。 そのため、商用のシステムではなく、「snort」を利用するケースも少なくなかったと想定される。 今回のサービスは、有償でのサポート契約を締結することにより、開発元の米Silicon Defenseのエンジニアが電話とメールにより、サポートするというもの。このサービスにより、企業での「snort」の導入、利用が進むと思われる。 なお、残念ながら、日本語によるサポートについては、アナウンスされていない。snortについてhttps://www.netsecurity.ne.jp/article/3/1770.htmlhttps://www.netsecurity.ne.jp/article/3/1812.htmlhttps://www.netsecurity.ne.jp/article/3/1844.html米Silicon Defensehttp://www.snort.org/