情報処理振興事業協会(IPA)は、2001年1月のコンピュータ不正アクセス被害の届出状況をまとめて発表した。届出は17件で、内訳は侵入及び侵入先の探索が7件、spamメール中継が3件、メールアドレス詐称が4件、その他が3件となっている。同協会はこの中で、OSやWebサーバソフトのセキュリティホールを要因としたWeb改ざんが頻発していることを警告。Webサーバ管理者は即刻セキュリティホール情報や設定を確認し、パッチ適用等の対策を実施すること奨めている。また、無料プロバイダのなかに、なりすましによる被害に全く無防備な契約条件を掲げているケースがあることを指摘し、ユーザーは契約前にしっかり確認するように注意している。http://www.ipa.go.jp/security/crack_report/20010222/0101hd.html