2月22日、23日、ワコール社のメールマガジン「サルート」読者に向けて、ウィルスの混入したメールが、複数回、約7千人の読者に向けて配信された。 配信されたメールは、ウィルス「Hybris」に感染していた。このため、数多くの読者がウィルスに感染し、さらに感染したパソコンから感染メールが発信されるという形で被害が広がったと見られる。 企業が発行するメールマガジンにウィルスが混入する事件は昨年の東京証券取引所など増加している。顧客組織化の手法として、定着した感のあるメールマガジンだが、一歩間違えると、信頼関係をだいなしにしてしまう危険をはらんでいる。本件に関するワコール社ページhttp://www.wacoal.co.jp/owabi/index.html◇最近おきた同種の事件・メールサービス利用者に「Hybris」を配信 (2001.2.8)https://www.netsecurity.ne.jp/article/1/1586.html・会員に向けてウイルス感染メール送信についてのお詫びと対策を掲載 (ケアネット) (2001.2.1)https://www.netsecurity.ne.jp/article/1/1563.html・東京証券取引所の会員向メールマガジンにウイルス混入(2000.12.21)https://www.netsecurity.ne.jp/article/1/1395.html