マイクロソフト株式会社は、IEの「SSL証明確認」に関するセキュリティ上の脆弱性を修正するプログラムをリリースした。この問題は、2つの脆弱性からなり、1つはセキュリティで保護されたサーバへの接続が、イメージまたはフレーム経由で行われている場合、IEはサーバーのSSL証明が信頼されているルートによって発行されたことを確認するだけで、サーバ名や有効期限は確認しないことに起因する。またもう1つは、最初の確認が正しく行われても、同じサーバとの新しいSSLセッションが、同じIEセッション中に確立された場合、IEは証明を再確認しないことによる。これを利用すれば、悪質なWebサイトオペレータが信頼されているWebサイトを装うことが可能になる。http://www.microsoft.com/japan/technet/security/prekb.asp?sec_cd=MS00-039