情報処理振興事業協会(IPA)は、2000年12月および2000年1年間のコンピュータウイルスの発見届出状況を発表した。12月の届出件数は2778件と過去最多で、メールを悪用したウイルスが82%を占めている。また2000年1年間の総届出件数は、1999年の3,645件から3倍以上の11,109件に上っており、ウイルスが蔓延している状況が明かとなった。しかし、感染実害の割合は大幅に減少しており、同協会ではこれは、ワクチンソフトの普及率が向上し、感染前に発見するケースが増えているからと見ている。http://www.ipa.go.jp/security/txt/2001_01outline.html