トレンドマイクロ株式会社は1月11日、昨年8月末から警告してきたトロイの木馬型(ワーム)ウイルス「TROJ_HYBRIS」の亜種発生、及び感染報告の増加を受け、この度VAC-3として警告した。 日本語環境下では、差出人、件名、メール本文のないメールにランダムな文字列の不正プログラムが添付される。添付ファイルを実行すると、Windowsのシステムファイルである”WSOCK32.DLL”の改変を行い、その後送信したメールの送信先に対してワームのコピーを添付したメールを送信するというもの。基本的にワーム活動以外は行わないが、インターネットからダウンロードしたプラグインを組み込むことで悪質な破壊行動を行う可能性もある。http://www.trendmicro.co.jp/virusinfo/troj_hybris.htm