新種ウイルス「W32/Hybris」への感染を警告(情報処理振興事業協会) | ScanNetSecurity
2024.04.20(土)

新種ウイルス「W32/Hybris」への感染を警告(情報処理振興事業協会)

 情報処理振興事業協会(IPA)は、昨年9月発見以後、広がりを見せている新種ウイルス「W32/Hybris」への感染警告を呼びかけている。同ウイルスは、ウイルス自身を添付したメールを自動送信することにより感染を広めるタイプで、これまで多かった一斉送信型とは違い、受

製品・サービス・業界動向 業界動向
 情報処理振興事業協会(IPA)は、昨年9月発見以後、広がりを見せている新種ウイルス「W32/Hybris」への感染警告を呼びかけている。同ウイルスは、ウイルス自身を添付したメールを自動送信することにより感染を広めるタイプで、これまで多かった一斉送信型とは違い、受信メールやWebサイトからメールアドレスを取得してメールを送信するため、メールをやりとりしたことのない、まったく関係のない相手からも届くことがあるのが特徴。感染したパソコンが日本語環境の場合は、差出人、件名、本文が空白ののっぺらぼうメールで、添付ファイルは「ランダムな8文字のアルファベット」+「.exe」の名称となり、また、海外から送信された場合は、差出人が「Hahaha」で件名、本文等が入っている。現在は感染パソコンを破壊するような症状はないが、将来的に破壊等の発病機能を持った亜種、変種が出現する可能性もあるため、同協会では、該当するようなメールが届いた場合、添付ファイルは絶対に実行せず、速やかに削除することを奨めている。

http://www.ipa.go.jp/security/topics/hybris.html
《ScanNetSecurity》

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×