トレンドマイクロ株式会社は、2000年度のコンピュータウイルス感染報告件数のワースト10を発表し、今年一年間のウイルスの状況を総括した。2000年1月〜11月までに情報処理振興事業協会に発見届出された件数は、累計で8,331件。これは99年度(3,645件)の倍以上となっており、インターネットの急速な普及に伴いウイルスも急増している事実が明かとなった。感染経路ではメールによる感染が89.1%で、タイプもワーム型やVBスクリプト型などの活動型ウイルスが増えてきている。同社ランキングでも1位「マトリックス(PE_MTX.A)」ウイルス、2位が全世界をあっと言わせた「ラブレターウイルス(VBS_LOVELETTER)」と、ワーム、VBスクリプト型が目立っている。http://www.trendmicro.co.jp/company/news/news001220a.htm