マサチューセッツ州に拠点を置くNetegrity社は11月16日、安全な電子商取引を実現するためXMLベースの標準を策定すると発表した。同社のマーケティング担当副社長Bill Bartow氏によると、その標準“Security Services Markup Language(S2ML)”はB2B(企業間取引)およびB2C(企業−消費者間取引)の複数プラットフォーム間でユーザに情報や取引額などを知らせるために構築される共通の言語だ。S2MLは12月15日までにWorld Wide Web Consortium(W3C)とOASIS(Organization for the Advancement of Structured Information Standards)に提出され審査を受ける予定だ。S2ML仕様の策定にはBowstreet社、 Commerce One社、 Jamcracker社、 Sun Microsystems社、VeriSign社などが参加している。