情報処理振興事業協会(IPA)は、10月のコンピュータ不正アクセス被害届出状況を発表した。被害届出は10件。内訳は侵入に係わるものが3件、オープンプロキシ利用が1件、メール中継が3件、メールアドレス詐称が3件あった。また、CATV網において常時接続しているパソコン上で共有可能になっているドライブへのウイルスの感染や不正アクセスツールの埋め込みによる被害の相談が複数寄せられた。ADSL、ISDN、CATVなどの常時接続、テレホーダイ等の長時間接続の環境の普及にともなって、不正アクセス被害も増加している。http://www.ipa.go.jp/security/crack_report/20001110/0010hd.html