横河電機株式会社は、ネットワークへの不正侵入を検知するシステムを搭載した専用ハードウエアを国内で初めて開発、発売した。同製品はインターネットセキュリティシステムズ(ISS)との提携により開発したもので、製品名はネットワーク侵入センサー「IS700」「IS1000」。ISS社の不正侵入検知システム「RealSecure Network Sensor」を搭載し、通常のパソコンの約20倍の大容量バッファによりパケットを確実に捉えることができるのが特徴。また、ハードウエアそのものが攻撃対象とならないよう、ネットワークに接続するポートはIPアドレスを持たないステルス仕様となっている。対象ネットワークに接続するだけで監視を開始するなど、設置・運用も簡単。価格はWindowsNT対応の「IS700」で60万円〜、UNIX対応「IS1000」は120万円〜。http://www.yokogawa.co.jp/News/press/0010/001004.htm