マイクロソフト株式会社は、IISの「セッションIDクッキーのマーキング」によるセキュリティ問題を修正する英語版プログラムをリリースした。4.0と5.0用が用意されている。日本語版個別モジュールは現在準備中。この問題は、IISのASPがRFC 2109で定義されている、セキュリティで保護されたセッションIDクッキーの生成をサポートしていないために起こるもので、同じWebサイト上にセキュリティで保護されたページと保護されていないページが設置されている場合、ユーザーが保護されたページを訪れた後に同じサイトにある保護されていないページにアクセスすると、同じセッションIDクッキーがプレーンテキストで交換され、悪意あるユーザーにそれを盗まれてしまう危険性があるというもの。http://www.microsoft.com/japan/security/