株式会社シマンテックは9月13日、ワーム型ウイルス「W32.ExlploreZip.Worm」の変種である「W32.ExlploreZip.F.Worm」を発見し、対応するウイルス定義ファイルの無償配布を開始したと発表した。 「ExlploreZip.F」はMicrosoft Outlook、Outlook Express、Microsoft Exchangeの受信トレイにある未読メールに対して「zipped_files.exe」という感染ファイルを添付し、自動的に返信する。また、ネットワーク上にあるWindowsのインストールされているコンピュータを探し出し、Windowsのディレクトリに自身をコピーし、WIN.INIファイルを変更する。 このワームを実行した場合、Windowsのレジストリが書き換えられる。また、接続されているドライブや、ネットワークコンピュータ上にある、特定の拡張子のファイルを破壊する。その後、新規にファイルを作成してもワームが削除されない限り、それらの拡張子のファイルは破壊されつづける。同ワームのターゲットとなる拡張子は以下の通り。「.h」「.c」「.cpp」「.asm」「.doc」「.ppt」「.xcl」リリースhttp://www.symantec.com/region/jp/news/year00/000913.htmlウイルス定義ファイルダウンロードサイトhttp://www.symantec.com/region/jp/sarcj/download.html