情報処理振興事業協会(IPA)は、セキュリティ設計評価支援ツールを公開した。ISO/IEC15408のセキュリティ要件に従ったIT製品/システム(TOE)開発を行うためには、セキュリティターゲットの作成と、TOEがターゲットに従って開発されていることを実証する開発文書の作成が必要となるが、同ツールはこの2つを支援するもの。入力された情報からセキュリティターゲットを作成し、印刷を行う「セキュリティターゲット作成機能」と、評価に必要な開発文書が漏れなく揃っているかをチェックする「セキュリティ評価文書管理機能」からなり、ISO/IEC15408が規定する評価保証レベルのEAL2からEAL4に対応している。同サイトから無償でダウンロード可能。http://www.ipa.go.jp/security/ccj/tool/secevtooln.htm