大学の研究者、企業の技術者などで構成されているオンラインソフト専門の開発グループ「DIGIKO」は、通信暗号化ツール「CryptoDriver2000」と総合画像ツール「ステガノVision2000」を公開したと発表した。今回公開された「CryptoDriver2000」は、FAX、メール、データ転送などの通信を暗号化できるソフトで、ボタンひとつでFAXやデータ転送を暗号化、ドラッグ&ドロップでメールやファイルを暗号化できる。また、同製品は次世代暗号AESに準じる鍵長256bitの本格的暗号アルゴリズムを採用している。 「ステガノVision2000」は、電子透かし、ステガノグラフィ、マスキングなどの次世代画像ツール機能を持つ総合画像ソフトで、画像ファイルへの著作者情報(ID)の埋め込みや、各種ファイルの埋め込みが可能となっている。 両ソフトととも、シェアウェアでベクターのサイトでダウンロードできる。価格はどちらも、2,800円(税、手数料別)。http://www.digiko2000.com/